「プレ交際中は、毎日LINEをした方がいいのでしょうか?」
「返信が遅いのは脈なしですか?」
「何を送ればいいのか分からず、会話が続きません」
結婚相談所でプレ交際が始まると、多くの方が悩むのがLINEです。

プレ交際は、相談所によっては「仮交際」とも呼ばれる、お互いを知っていくための期間です。
まだ恋人同士ではありません。
だからこそ、「どこまで連絡していいのだろう」
「毎日送ったら重いと思われないだろうか」「こちらからばかり送るのは、脈なしなのだろうか」と、不安になる方がとても多いのです。
実際に、プレ交際が終了する理由は、単純な相性の問題だけではありません。
LINEの頻度や文章量、返信時間に対する考え方がすれ違い、まだ一度か二度しか会っていない段階で、ご縁が終わってしまうケースもあります。
しかし、LINEの回数を増やせば、必ず関係が深まるわけでもありません。
大切なのは、たくさん送ることではなく、LINEを通して相手に、
「自分に関心を持ってくれている」「安心してやり取りできる」「また会いたいと思ってくれている」と感じてもらうことです。
今回は、IBJ加盟の結婚相談所仲人として多くのプレ交際や成婚をサポートしてきた経験と、コミュニケーションや恋愛心理に関する研究をもとに、プレ交際中のLINEについて詳しく解説します。
プレ交際中のLINEは、毎日した方がいい?
結論からお伝えすると、プレ交際中は、できれば一日一往復程度のLINEが続く状態を目指すのがおすすめです。
ただし、これは「毎日必ず送らなければ交際終了になる」という意味ではありません。
相手の仕事や生活リズム、LINEに対する考え方によって、心地よい頻度は異なるからです。
毎日数往復したい人もいれば、仕事中はスマートフォンを見られず、夜に一度だけ返信する人もいます。二日から三日に一度でも、丁寧なやり取りができれば安心する人もいます。
つまり、プレ交際のLINEで重要なのは、一般的に正しい頻度を守ることではなく、二人にとって心地よい連絡頻度を探すことなのです。
とはいえ、プレ交際初期に何日も連絡がない状態が続くと、相手は、「自分に興味がないのかな」「ほかに優先している人がいるのかな」「交際を続ける気持ちはあるのかな」と不安になりやすくなります。
まだ信頼関係ができていない段階では、連絡がない時間を好意的に解釈する材料が少ないからです。
そのため、忙しくてすぐに返信できない場合でも、「今日は仕事が立て込んでいるので、落ち着いたらまたご連絡しますね」「返信が遅くなってすみません。メッセージをいただけて嬉しかったです」と一言伝えるだけで、相手の受け取り方は大きく変わります。
「毎日LINE=脈あり」とは限らない
毎日LINEが来ると、脈ありだと思いたくなるものです。
確かに、継続的に連絡があることは、関心を持っている一つのサインではあります。しかし、毎日LINEが来るだけで、真剣度が高いとは言い切れません。
もともと連絡がまめな人もいますし、誰に対しても同じようにやり取りする人もいるからです。
反対に、LINEが一日一通だからといって、脈なしとも限りません。
仕事中は私用のスマートフォンを見ない人や、文章をじっくり考えてから返信したい人もいます。
電子メッセージと愛着傾向の関係を調べた研究では、不安を感じやすい愛着傾向の人は、実際に受け取るよりも多くのメッセージを望みやすく、距離を置きやすい愛着傾向の人は、受け取るメッセージを多すぎると感じやすい傾向が報告されています。
つまり、同じ「一日一通」でも、「毎日連絡をもらえて嬉しい」と感じる人もいれば、「もっと連絡が欲しい」と感じる人もいるのです。
プレ交際では、連絡頻度だけを見て脈あり・脈なしを判断するのではなく、次のような行動もあわせて見る必要があります。
・相手から質問が返ってくる
・前に話したことを覚えている
・次のデートの日程を具体的に決めようとする
・忙しくても返信やフォローがある
・会った後にお礼の連絡が来る
・自分の予定や近況を少しずつ話してくれる
特に大切なのは、次に会う行動につながっているかどうかです。
LINEがどれほど盛り上がっていても、デートの予定が決まらなければ、交際はなかなか進みません。
プレ交際中のLINEで相手が不安になる理由
プレ交際中は、相手の気持ちがまだ分からない時期です。
「お見合いでは楽しそうだったけれど、本当はどう思っているのだろう」「ほかにも交際している人がいるのかな」「次も会ってもらえるのかな」
このような不確実な状態では、人はわずかな情報から相手の気持ちを推測しようとします。
オンラインデート利用者562人を対象にした研究でも、相手に関する不確実性を減らす行動と自己開示の関係が調べられています。人は相手がよく分からない状況ほど、情報を集めたり、相手とのやり取りを通じて不安を減らそうとしたりするのです。
プレ交際中のLINEも同じです。
返信がいつも夜に来る人でも、その事情を知っていれば、「仕事が終わってから返信するタイプなのだな」と理解できます。
ところが、何の説明もなく返信が途切れると、「嫌われたのではないか」「何かまずいことを送ったのではないか」と、相手は空白の時間をネガティブな想像で埋めてしまいます。
これを防ぐためには、長文を送る必要はありません。
「平日は返信が夜になることが多いです」「仕事中はスマートフォンを確認できないのですが、必ずお返事しますね」と、自分の連絡スタイルを伝えておくだけでも安心感につながります。
心理学から見る、LINEで距離が縮まる仕組み
1.相手からの反応が「自分を大切にしてくれている」という感覚をつくる
関係を深めるうえでは、単なる返信の速さよりも、相手の話を受け止めた反応が重要です。
例えば、「今日は仕事が忙しかったです」というLINEに対して、「そうなんですね」だけで終わるのと、「お疲れさまでした。以前お話ししていた月末のお仕事でしょうか。今日はゆっくり休めるといいですね」と返すのでは、受け取る印象が違います。
後者からは、「以前の話を覚えてくれている」「自分の状況を理解しようとしてくれている」という気持ちが伝わります。
遠距離恋愛と近距離恋愛を比較した研究では、遠距離のカップルにおいて、頻度が高く、相手への応答性が感じられるテキストメッセージは、関係満足度の高さと関連していました。単に数を増やすだけではなく、相手に反応し、理解を示すことが重要だと考えられます。
プレ交際でも、「質問に答える」「相手の言葉を拾う」「感情に一言触れる」という三つを意識すると、安心感のあるLINEになります。
2.少しずつ自己開示することで親しさが生まれる
相手に好かれようとして、質問ばかりしてしまう人がいます。
「休日は何をしていますか?」「好きな食べ物は何ですか?」「旅行は好きですか?」質問すること自体は悪くありません。
しかし、質問だけが続くと、相手は面接を受けているような気持ちになります。
大切なのは、質問と一緒に、自分のことも少し話すことです。
例えば、「休日は何をされていますか?」だけではなく、「私は休日に近所を散歩したり、気になっていたお店に行ったりしています。〇〇さんはどのように過ごすことが多いですか?」と送ります。
これなら、相手も答えやすくなります。
自己開示は、いきなり深い悩みや過去を話すことではありません。
最初は、
・今日あった小さな出来事
・好きな食べ物
・休日の過ごし方
・最近楽しかったこと
・仕事で大切にしていること
などから始めれば十分です。
少しずつお互いの情報を交換することで、「この人はこういうことを大切にする人なのだな」という理解が深まっていきます。
3.文章だけだからこそ、好意的に想像されることもある
文字を使ったコミュニケーションでは、表情や声のトーンが伝わりません。
そのため、誤解が起こりやすい一方で、相手を実際以上に理想的に想像することもあります。
コンピューターを介したコミュニケーションに関する「ハイパーパーソナル・モデル」では、文字によるやり取りでは、送り手が文章を考えて整えやすく、受け手も限られた情報から相手を好意的にイメージすることがあると説明されています。
オンラインデートを想定した実験でも、最初に文字で会話した人たちは、ビデオ通話をした人たちより社会的な親しみを感じたという結果が報告されています。
ただし、その後対面した際には、社会的な親しみは残ったものの、恋愛的な魅力は低下しました。
つまり、LINEは親しさを育てる助けになりますが、LINEだけで相手を分かったつもりになるのは危険です。
文章ではとても相性がよく感じても、実際に会うと、会話のテンポや空気感が合わないこともあります。
反対に、LINEでは少し淡泊でも、会うと優しく、居心地のよい人もいます。
プレ交際では、LINEで恋愛を完成させるのではなく、次のデートまで関係をつなぐという考え方が大切です。
プレ交際中の理想的なLINE頻度
プレ交際初期の目安は、一日一往復程度です。
ただし、二人ともLINEが好きで自然に会話が続くのであれば、数往復しても問題ありません。
重要なのは、相手の返信ペースを無視して、一方的に送り続けないことです。
例えば、相手が一日に一回返信するタイプなのに、「おはようございます」
「お昼は何を食べましたか?」「仕事は終わりましたか?」「今日は忙しいですか?」と、返信が来る前に何通も送ると、相手はプレッシャーを感じる可能性があります。
反対に、毎回三日から四日空いてしまうと、関係が温まりにくくなります。
判断に迷ったときは、相手のペースより少しだけ丁寧に返すことを意識してみてください。
相手が夜に一通返信するなら、自分もその日の夜か翌日までには返す。
相手が短文なら、いきなり画面いっぱいの長文を送らない。
相手から質問が来たら、答えるだけでなく、一つ質問を返す。
このような小さな歩調合わせが、関係を育てます。
返信が遅いと脈なし?
数時間返信がないだけで、脈なしと判断する必要はありません。
仕事、移動、家事、体調、文章を考える時間など、返信が遅れる理由はたくさんあります。見るべきなのは、数時間単位の返信速度ではなく、数日から一週間単位での行動です。
次のような様子がある場合は、返信が遅くても、すぐに脈なしとはいえません。
・遅くなったことへの一言がある
・内容は丁寧に返ってくる
・相手からも質問がある
・次のデートには前向き
・日程調整には協力的
・会ったときは楽しそうに話してくれる
一方で、次の状態が続く場合は、温度差がある可能性があります。
・質問に答えるだけで会話を広げない
・毎回数日以上返信がない
・次のデートの日程を決めようとしない
・誘っても「また予定を確認します」で止まる
・こちらから送らないと完全に連絡が途切れる
・会った後のお礼やフォローがない
ただし、一度や二度のLINEだけで結論を出すのは早すぎます。
婚活では、仕事が忙しい時期や、複数のお見合いが重なっていることもあります。
気になる場合は、「LINEの頻度は、どのくらいがご負担にならないですか?」「お仕事中は返信が難しいと思うので、お時間のあるときで大丈夫ですよ」と、責めずに確認してみましょう。
プレ交際中に送りやすいLINEの内容
1.お見合いやデートのお礼
プレ交際成立後やデート後には、できるだけその日のうちにお礼を送りましょう。
例:「今日はありがとうございました。〇〇のお話がとても楽しく、時間があっという間でした。またぜひお会いできたら嬉しいです」
単なる「ありがとうございました」だけでなく、何が楽しかったのかを一つ加えると、社交辞令ではないことが伝わります。
2.デート中に出た話題
デートで話したことは、次のLINEにつなげやすい話題です。
例:「今日お話ししていた〇〇のお店、調べてみたら本当に美味しそうでした。今度一緒に行けたら楽しそうですね」
相手の話を覚えていることが伝わり、次のデートのきっかけにもなります。
3.日常の小さな出来事
特別な話題を探す必要はありません。
例:「今日は帰りに桜がきれいに咲いていました。〇〇さんはお花見に行かれましたか?」「以前おすすめしてくださったお菓子を見つけました。今度買ってみようと思います」
日常の話題は、相手に返信を強制しにくく、自然なやり取りをつくれます。
4.相手の体調や仕事を気遣う言葉
例:「今週はお仕事が忙しいとおっしゃっていましたね。無理せずお過ごしください」
ただし、気遣いの言葉を毎日送ると、かえって返信の負担になることがあります。
気遣った後は、「返信はお時間のあるときで大丈夫です」と添えるのもおすすめです。
5.次のデートにつながる話題
プレ交際中のLINEで最も大切なのは、次に会うことです。
例:「先日お話ししていたイタリアンのお店、来週の日曜日はいかがでしょうか?」
「〇〇さんが水族館がお好きとおっしゃっていたので、今度一緒に行けたら嬉しいです」
「また行きましょう」だけでは、予定は決まりません。
日にちや場所を少し具体的に提案することが大切です。
LINEが続かないときに使える会話の型
婚活中のLINEが続かない方は、共感+自分の話+質問の順番を意識してみてください。
相手:「今日は仕事が忙しかったです」
返信例:「お疲れさまでした。月末でお忙しい時期でしょうか。私は忙しい日の夜は、温かいものを食べて早めに休むようにしています。〇〇さんは疲れた日に何をして過ごすことが多いですか?」
最初に共感し、次に自分の話を少し出し、最後に相手が答えやすい質問をします。
ただし、毎回必ず質問で終える必要はありません。
質問が続きすぎると尋問のようになってしまうからです。
ときには、「教えてくださってありがとうございます。次にお会いしたとき、もう少し聞かせてください」と終えるのも自然です。
プレ交際中の脈ありサイン
LINEだけで相手の気持ちを断定することはできません。
それでも、次のような行動が複数見られる場合は、前向きに考えている可能性があります。
相手から連絡や質問が来る
こちらの質問に答えるだけでなく、相手から話題を出したり、質問を返したりするのは、関心の表れです。
過去の会話を覚えている
「前に好きだと話していた映画ですね」
「今週は忙しいとおっしゃっていましたが、大丈夫でしたか?」と、以前の話を覚えている場合は、あなたの話を意識して聞いていると考えられます。
次のデートを具体的に決めようとする
脈ありサインとして最も分かりやすいのは、実際に会うための行動です。
「いつ空いていますか?」
「次は〇〇に行きませんか?」
具体的な提案がある場合は、交際を進めたい気持ちがある可能性が高いでしょう。
返信が遅れたときにフォローがある
「返信が遅くなってごめんなさい」
「今日は仕事が忙しくて、今になってしまいました」
説明があるのは、関係を悪くしたくないという気持ちの表れでもあります。
少しずつプライベートな話が増える
家族、仕事への思い、休日の過ごし方、将来やってみたいことなど、自分の内面を少しずつ話してくれるようになるのも、信頼が育っているサインです。
プレ交際中のLINEでやってはいけないNG例
NG1.返信を催促する
「忙しいですか?」
「LINE見ましたか?」
「返信がないので心配です」
まだ信頼関係ができていない時期に返信を催促すると、相手は管理されているように感じることがあります。
急ぎの用事でなければ、最低でも一日程度は待ちましょう。
NG2.返信が来る前に何通も送る
相手から返信がない状態で、話題を変えながら何通も送ると、通知を見た相手は返信の負担を感じます。
どうしても追加で伝える必要がある場合を除き、まずは相手の返信を待ちましょう。
NG3.長文を毎回送る
丁寧に伝えようとして、毎回長文になる人がいます。
しかし、相手が短文の人だった場合、「同じくらい丁寧に返さなければならない」と負担を感じる可能性があります。
画面を何度もスクロールする長文より、読みやすい二、三段落程度を意識しましょう。
NG4.質問攻めにする
「仕事は何時に終わりますか?」
「休日は何をしていますか?」
「料理はしますか?」
「どこに住みたいですか?」
「子どもは欲しいですか?」
質問が立て続けになると、会話ではなく条件確認になります。一度のLINEに質問は一つ程度で十分です。
NG5.結婚観や条件をLINEだけで詰める
結婚相談所の婚活では、結婚観を確認する必要があります。
しかし、重要な話をすべてLINEで済ませようとすると、言葉のニュアンスが伝わらず、誤解が生まれやすくなります。
住む場所、仕事、子ども、親との関係、お金、宗教など、大切な話題ほど、会って話すか、必要に応じて電話やオンライン通話を使いましょう。
交際中のカップルを対象にした研究でも、二人の間でテクノロジーをどう使うかというルールや期待を共有することは、衝突を減らし、複数の連絡手段を使い分ける助けになると報告されています。
LINEですべて解決しようとせず、話題によって連絡手段を変えることも大切です。
NG6.ネガティブな感情をそのままぶつける
「どうせ私には興味がないですよね」
「ほかにいい人がいるのでしょうか」
「返信が遅いので不安になりました」
不安を感じること自体は悪くありません。
しかし、まだ関係が浅い段階で、相手に感情の処理を任せてしまうと、重さや怖さを感じさせることがあります。
不安なときは、まず事実と想像を分けて考えてみましょう。事実は、「昨日の夜から返信がない」ということです。
「嫌われた」「ほかの人を選んだ」というのは、現時点では想像です。
すぐに不安をぶつけるのではなく、一日待つ、仲人に相談する、次のデートで連絡頻度を確認するなど、落ち着いて対応しましょう。
NG7.駆け引きのために返信を遅らせる
「すぐに返信すると暇だと思われそう」
「相手が三時間空けたから、自分も三時間空けよう」
このような駆け引きは必要ありません。
わざと返信を遅らせると、相手は単純に、「関心が低いのかな」と受け取る可能性があります。
すぐに返せるときは返して構いません。
ただし、常に即返信しなければならないわけでもありません。
大切なのは、駆け引きではなく、自分の生活を大切にしながら、相手にも誠実に向き合うことです。
NG8.LINE上の印象だけで交際終了を決める
「文章が少しそっけない」「絵文字がない」「返信が短い」
これだけで、相性が悪いと決めつけるのは早すぎます。
LINEが苦手でも、会うと穏やかに話せる方はたくさんいます。
文字によるコミュニケーションでは、送り手が自分をよく見せやすく、受け手も限られた情報から相手を理想化しやすい一方、実際に会ったときに印象の差が生まれることもあります。
だからこそ、LINEは判断材料の一つとして見ながら、対面で感じた居心地や誠実さも大切にしてください。
男性に多いLINEのすれ違い
男性会員様からは、「用事がないのに何を送ればいいか分かりません」という相談をよく受けます。
男性の中には、LINEを連絡手段として考えている方が多く、「次のデートが決まっているなら、特に送る内容はない」と感じる人もいます。
しかし、お相手は連絡がないことで、「興味を持たれていないのかな」と不安になることがあります。
毎日面白い話題を提供する必要はありません。
「今日もお疲れさまでした」「週末にお会いできるのを楽しみにしています」「先日話していた〇〇を見かけて、思い出しました」この程度でも、十分に気持ちは伝わります。
大切なのは、用事を伝えることだけではなく、相手との関係を気にかけていることを示すことです。
女性に多いLINEのすれ違い
女性会員様からは、「返信が遅いので、私に興味がないと思います」「こちらからばかりLINEしている気がします」という相談をよく受けます。
もちろん、あまりにも一方通行の状態が続く場合は、温度差を確認する必要があります。
ただ、返信の速さや文章量だけで相手の好意を測ると、不安が大きくなってしまいます。
特に、不安を感じやすい愛着傾向の人は、実際よりも多くのメッセージを求めやすいことが研究でも示されています。
「一日に何回来たか」だけではなく、
・会う時間をつくってくれるか
・こちらの話を覚えているか
・困ったときに配慮があるか
・次のデートに前向きか
・約束を守ってくれるか
という行動全体を見ることが大切です。LINEは好意を測定する機械ではありません。
相手を理解するための、一つのコミュニケーション手段です。
デートまでLINEが続かない場合はどうする?
次のデートまで一週間以上空く場合、まったく連絡を取らないと、お見合いで感じた親しさが薄れてしまうことがあります。
だからといって、無理に毎日話題をつくる必要はありません。次のような流れがおすすめです。
デートの日程が決まった日:「予定を合わせてくださりありがとうございます。〇日にお会いできるのを楽しみにしています」
数日後:「先日お話ししていた〇〇を見かけました。次にお会いしたとき、またお話を聞かせてください」
デートの前日:「明日はよろしくお願いします。〇時に〇〇でお待ちしています。お気をつけてお越しください」
この程度でも、関係を自然につなぐことができます。
LINEが苦手な人は、無理に雑談を続けるより、
・お礼
・日程確認
・前に話した内容
・会えることを楽しみにしている気持ち
を丁寧に伝えましょう。
返信頻度が合わないときの伝え方
連絡頻度の違いは、相性の悪さとは限りません。ただ、お互いの希望を伝えないまま我慢を続けると、不満につながります。
例えば、もう少し連絡が欲しい場合は、「私は一日に一度くらいお話しできると安心するタイプなのですが、〇〇さんはLINEをどのくらい使われますか?」と、自分の希望として伝えます。
「どうして返信してくれないのですか?」と相手を責める言い方は避けましょう。
反対に、LINEが多いと負担になる場合は、「仕事中は返信が難しいので、夜にまとめてお返事することが多いです。遅くなっても気にしないでくださいね」と伝えます。
どちらが正しい、間違っているという話ではありません。
お互いの連絡スタイルを知り、無理のない方法を探すことが大切です。
プレ交際中のLINE例文
お見合い後
「本日はありがとうございました。〇〇のお話がとても興味深く、楽しい時間を過ごすことができました。これから少しずつお互いのことを知っていけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします」
初回デート後
「今日はありがとうございました。お店もとても素敵で、ゆっくりお話しできて嬉しかったです。〇〇のお話が特に楽しく、もっとお聞きしたいと思いました。またぜひお会いできたら嬉しいです」
次のデートに誘う
「先日お話ししていた〇〇のお店が気になっています。ご都合が合えば、来週の土曜日か日曜日に一緒に行きませんか?」
仕事が忙しい相手へ
「今週はお忙しいとおっしゃっていましたね。お疲れが出ませんように。返信は落ち着いてからで大丈夫です」
返信が遅れたとき
「返信が遅くなってしまい、すみません。昨日は仕事が立て込んでいました。メッセージをいただけて嬉しかったです」
会話を自然に広げる
「〇〇がお好きなのですね。私も以前一度行ったことがあります。景色がきれいだったのを覚えています。〇〇さんは、どの季節に行かれましたか?」
仲人として感じる、LINEがうまくいく人の共通点
成婚していく方は、必ずしもLINEが上手な方ばかりではありません。
気の利いた文章を書けなくても、絵文字が少なくても、成婚される方はたくさんいます。うまくいく方に共通しているのは、次の三つです。
1.相手の言葉をきちんと受け取る
自分が何を送るかだけでなく、相手が何を伝えようとしているかを考えています。
2.分からないことを決めつけない
返信が遅いから脈なし、短文だから冷たい、とすぐに判断せず、会ったときの様子や行動全体を見ています。
3.LINEよりも実際に会うことを大切にする
LINEの盛り上がりだけで満足せず、次のデートにつなげています。
プレ交際は、文章だけで相手を判断する期間ではありません。
実際に会い、会話を重ねながら、「この人となら、お互いを尊重して関係を築けそうか」を確かめていく期間です。
LINEは相手を試す道具ではなく、安心を届ける手段
プレ交際中は、相手の気持ちが見えないため、ついLINEの回数や返信時間を数えてしまいます。
しかし、「何時間で返ってきたか」「どちらから送ったか」「絵文字が何個あったか」だけを気にしていると、相手との関係よりも、自分の不安に意識が向いてしまいます。
LINEで最も大切なのは、テクニックではありません。
「あなたとのご縁を大切にしたい」「また会えることを楽しみにしている」「あなたのことを少しずつ知っていきたい」という気持ちを、相手が受け取りやすい形で伝えることです。
毎日LINEをすることが正解なのではありません。
返信が早い人が、必ず誠実なわけでもありません。
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よくある質問
プレ交際中は毎日LINEするべきですか?
一日一往復程度を目安にすると関係を保ちやすくなります。ただし、仕事や生活リズムによって心地よい頻度は異なります。毎日送ることを義務にするのではなく、二人に合った頻度を確認しましょう。
プレ交際中に返信が一日来ないのは脈なしですか?
一日返信がないだけでは、脈なしとは判断できません。仕事や体調などの可能性もあります。返信内容や次のデートへの姿勢を含め、行動全体で判断しましょう。
仮交際中のLINEはどちらから送るべきですか?
男性、女性のどちらから送っても問題ありません。毎回どちらか一方だけになっている場合は、相手から質問やデートの提案があるかも確認してください。
デートまでLINEが続かない場合はどうすればいいですか?
無理に雑談を続ける必要はありません。お礼、前回の会話に出た話題、デートの確認、会えることを楽しみにしている気持ちを伝えれば十分です。
LINEが苦手だとプレ交際はうまくいきませんか?
LINEが得意でなくても問題ありません。自分の連絡スタイルを伝え、必要に応じて電話や対面での会話を活用しましょう。大切なのは文章の上手さより、誠実さと実際に会う行動です。
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