
「お見合いは成立するのに、なぜか仮交際に進めない」 「何人と会っても、お見合い後にお断りされてしまう」 「プロフィールまでは選ばれているのに、実際に会うとうまくいかない」
結婚相談所で婚活をしていると、こんなお悩みを抱える方がいます。
お見合いが成立しているということは、少なくともプロフィールを見たお相手が、 「一度会ってみたい」 と思ってくださったということです。
ところが実際に会ったあと、なかなか仮交際へ進めない。 これが何度も続くと、
「プロフィールと実物の差があるのかな」 「会話が下手なのかな」 「自分には魅力がないのかな」
と不安になりますよね。
でも、お見合いから仮交際に進めないからといって、あなた自身に魅力がないという意味ではありません。
実際には、
・第一印象 ・身だしなみ ・お見合い前の準備 ・会話の内容 ・相手への関心の示し方 ・質問の仕方 ・お見合い中の雰囲気
など、少し変えるだけで改善できるポイントが隠れていることがあります。
仲人として多くのお見合いをサポートしてきて感じるのは、 お見合いが成立する人には、すでに「会ってみたい」と思ってもらえる魅力がある ということです。
だからこそ、その一度のチャンスを、実際に会ったときにも次へつなげてほしいと思っています。
この記事では、 「お見合いは決まるのに仮交際に進めない」 と悩んでいる方へ、結婚相談所の仲人という立場から、考えられる7つの原因と改善ポイントを詳しくお伝えします。
お見合いは成立するのに仮交際に進めないのはなぜ?
お見合い成立までは順調なのに、仮交際へ進めない場合、大きく分けると次のような理由があります。
・プロフィール写真と実際の印象に差がある
・第一印象で損をしている
・お見合い前の準備が足りない
・自分の話ばかりしてしまう
・質問が面接のようになっている
・相手に興味があることが伝わっていない
・「また会いたい」と思える余韻が残っていない
順番に見ていきましょう。
1.プロフィール写真と実際の印象に差がありすぎる
お見合いのお断り理由として、実際に、 「プロフィール写真と印象が違いました」 と言われることがあります。これは男女ともにあります。
プロフィール写真は、お見合い成立を左右する非常に大切なものです。 そのため、プロのカメラマンに撮影してもらったり、ヘアメイクを整えたり、服装にもこだわったりします。 当然、普段より少し素敵な一枚になります。
それ自体は、まったく問題ありません。 むしろ、婚活ではプロフィール写真に力を入れることはとても大切です。
ただし問題なのは、 プロフィール写真の自分と、お見合い当日の自分に大きな差がある場合です。
写真では髪型も整っていて、清潔感があり、服装もきちんとしている。 ところが実際のお見合いでは、
髪が乱れている。 服にシワがある。 靴が汚れている。 メイクや肌の印象が大きく違う。 無精ひげがある。 バッグや持ち物が極端にくたびれている。
こうした差があると、相手は無意識に、 「写真と少し違うな」 と感じてしまいます。
プロフィール写真以上に大切なのは「実際に会う日」
私は会員さんにもよくお伝えしますが、 プロフィール写真は、あくまで お見合いにつなげるための入口 です。
でも、その先にいるのは写真ではなく本人です。
そして、お見合いの日に会う相手は、 これから一生を共にするパートナーになる可能性がある方です。
そう考えると、 プロフィール撮影の日より、お見合い当日のほうが本当は大切 とも言えます。
「普段の自分を見てもらいたい」 という気持ちもわかります。 でも、素の自分を見せるのは、少し関係ができてからでも遅くありません。
初対面では、 相手に対する礼儀として身だしなみを整える という感覚を持ってみてください。
✕ 写真の日だけ気合を入れて、お見合い当日は普段のまま
〇 お見合い当日も、写真と同じくらい身だしなみを整えて会う
2.見た目だけではなく「待っている姿」まで第一印象に入る
第一印象というと、服装や髪型、メイクを思い浮かべる方が多いと思います。 でも実際には、それだけではありません。
お相手は、あなたが気づく前からあなたを見ている可能性があります。
たとえば、待ち合わせ場所。 早めに到着して、
スマートフォンをずっと見ている。 腕を組んでいる。 壁にもたれている。 足を広げて立っている。 険しい表情をしている。 猫背になっている。
こうした姿を相手が先に見てしまうことがあります。
その後に笑顔で、 「はじめまして」 と言っても、最初に見た印象が残ってしまう場合があります。
第一印象は数秒で形成されやすい
心理学でも、人は相手と会ったごく初期の段階から、表情や姿勢、声、服装などの情報をもとに相手への印象を形成すると考えられています。
だからといって、 「数秒ですべてが決まる」 という単純な話ではありません。
ただ、お見合いでは会える時間が限られています。
最初にマイナスの印象を持たれてから挽回するより、 最初から安心感のある印象を持ってもらうほうが圧倒的に楽 なのです。
待ち合わせから意識したいポイント
お見合い当日は、
・姿勢を整える
・スマホばかり見ない
・表情を柔らかくする
・腕組みをしない
・荷物をきれいに持つ
・相手を見つけたら笑顔で挨拶する
これだけでも印象は変わります。
一日中気を張る必要はありません。 でも、 お見合い前の10分、そしてお見合い後にお別れするまで くらいは、相手との時間に意識を向けてみてください。
✕ 会場に着いた瞬間からスマホに視線を落として待つ
〇 姿勢よく、笑顔で相手を迎えられるように待つ
3.お見合い相手のプロフィールを読まずに会っている
ここは、ぜひ見直していただきたいところです。 お見合い前に、相手のプロフィールをきちんと読んでいますか?
実際に私が経験したことがあります。 お見合いの1時間ほど前に会員さんから連絡があり、 「アプリにログインできなくなってしまったので、今日のお見合い相手の情報を教えてください」 と言われたことがありました。
正直、とても驚きました。 なぜなら、お見合いの直前まで相手のプロフィールを確認していなかったということだからです。
もちろん、ログインできないというトラブル自体は仕方ありません。 でも、 今日会う方がどんな人なのか、お見合い直前まで知らない という状態では、落ち着いて会話をすることは難しくなります。
「直前に読めばいい」は準備とは言えません
お見合いに慣れてくると、 「どうせ趣味や仕事を聞けば会話できる」 「直前にプロフィールを見れば十分」 と思ってしまうことがあります。
でも、お相手は毎回違います。
プロフィールを事前に読んで、 「この趣味ってどんなものだろう?」 「この仕事について少し調べてみよう」 「旅行が好きなら、どんな場所へ行ったのか聞いてみよう」 など、少し考えておくだけで、会話に余裕が生まれます。
これは話題を丸暗記するためではありません。 相手に興味を持って会うための準備です。
✕ 直前に見れば十分、と当日確認するだけで済ませる
〇 前日までに一度読み、気になる話題を2〜3個考えておく
4.自分のことを話しすぎている
「お見合いで沈黙したらどうしよう」 と不安な方ほど、つい自分のことを一生懸命話してしまいます。
仕事のこと。趣味。家族。過去の恋愛。婚活歴。休日。
自分では、 「会話を盛り上げなきゃ」 と思って話しているのですが、相手からすると、 ずっと話を聞かされている という状態になっていることがあります。
お見合いで大切なのは、自分を全部知ってもらうことではありません。 むしろ、 「もっとこの人の話を聞いてみたい」 くらいで終わるほうが、次につながることがあります。
会話の目的は「自己紹介」ではなく「キャッチボール」
お見合いの会話は、一人で成立するものではありません。
自分が話す。相手が話す。その話に反応する。さらに質問する。自分の経験も少し話す。
こうしたキャッチボールが自然に続くことで、 「話しやすかった」 という印象になります。
たとえば相手が、 「旅行が好きです」 と言ったとき、 「そうなんですね」 で終わるのではなく、 「プロフィールにも書いてありましたよね。最近行ってよかった場所はありますか?」 と聞く。
相手が、 「北海道です」 と答えたら、 「北海道いいですね。食事ですか?景色ですか?何が一番よかったですか?」 と少し掘り下げる。
こうして会話は広がっていきます。
✕ 沈黙が怖くて、自分のことを一方的に話し続ける
〇 相手の話を受けて、ひとつ質問を重ねる
5.質問しすぎて「面接」になっている
自分の話ばかりするのも問題ですが、逆に質問しすぎるのも注意が必要です。
婚活では相手について知りたいことがたくさんあります。 仕事。年収。住む場所。家事。子ども。結婚後の働き方。親との同居。休日。食生活。
でも、初対面でこれを次々に聞くと、 お見合いというより、 結婚条件の面接 のようになってしまいます。
たとえば、 「転勤はありますか?」 「家事はできますか?」 「結婚したらどこに住みたいですか?」 「子どもは何人欲しいですか?」 「親御さんとの同居はありますか?」 と立て続けに聞かれたら、相手も緊張しますよね。
初回のお見合いで全部確認しなくていい
結婚相談所での出会いなので、結婚観を確認すること自体は悪くありません。 でも、すべてを初回で確認する必要はありません。
お見合いの目的は、 結婚するかどうかを決めることではなく、「もう一度会いたいか」を確認すること です。
初回は、 趣味。休日。仕事。好きな食べ物。最近楽しかったこと。旅行。住んでいる地域。 など、お互いの人柄がわかる話題を中心にしても十分です。
結婚についての具体的な話は、交際が進んでから少しずつ確認できます。
✕ 初対面で結婚条件を次々に確認する
〇 初回は人柄がわかる話題を中心に、結婚観は仮交際以降に少しずつ
6.相手への興味が「伝わっていない」
自分では相手に興味を持っているつもりなのに、 相手から、 「自分に興味がなさそうでした」 と言われることがあります。
これは婚活では珍しくありません。
・質問が少ない
・リアクションが小さい
・表情が硬い
・話を広げない
・スマホや時計を気にする
・相手の話を覚えていない
このような原因などです。
緊張しているだけなのに、 「退屈しているのかな」 と誤解されることもあります。
「興味があります」は言葉と態度で示す
たとえば、 「プロフィールに○○がお好きとありましたよね」 と言うだけでも、相手は、 「ちゃんと読んでくれたんだ」 と感じます。
また、 「それ楽しそうですね」 「それは大変でしたね」 「わかります」 「もう少し聞いてもいいですか?」 と反応することで、 あなたの話に興味があります というメッセージが伝わります。
婚活では、 「察してもらう」 よりも、 伝わるように表現すること が大切です。
✕ 興味はあるのに、態度や言葉に出さない
〇 相槌と質問で「ちゃんと聞いています」を伝える
7.お見合いで100点を目指しすぎている
意外と多いのが、 「失敗したくない」 という気持ちが強すぎて緊張してしまうケースです。
完璧に話さなければ。沈黙してはいけない。面白いことを言わなければ。相手に好かれなければ。
そう考えるほど、表情が硬くなり、会話も不自然になります。
でも、お見合いで100点を取る必要はありません。 相手も同じように緊張しています。
少しくらい言葉に詰まってもいい。少しくらい沈黙してもいい。
大切なのは、 「この人といると嫌な感じがしなかった」 「なんとなく話しやすかった」 「もう一度くらい会ってみたい」 と思ってもらうことです。
✕ 100点の自分を見せようとして、表情も会話も固くなる
〇 60点でいいと決めて、力を抜いて話す
お見合いで仮交際につながる人が自然にしていること
では、お見合い後に仮交際につながりやすい方には、どんな共通点があるのでしょうか。
仲人として見ていると、特別に会話が上手な人ばかりではありません。
・笑顔で挨拶する
・相手のプロフィールを読んでいる
・相手の話をよく聞く
・質問と自分の話のバランスがよい
・否定せずに話を聞く
・相手への感謝を伝える
・最後まで感じよく接する
むしろ、基本的なことを丁寧にしている方が多いです。つまり、 「婚活テクニック」より「相手への配慮」 なのです。
お見合いでは「選んでもらう」だけではなく「一緒に時間をつくる」
婚活をしていると、 「相手から気に入られなきゃ」 と思ってしまいます。
でも、お見合いはオーディションではありません。 相手もあなたに選ばれる立場です。
二人で約1時間を一緒に過ごし、 「もう一度会ってみたいかな?」 と確認する時間です。
だから、 「好かれなきゃ」 ではなく、 「二人でいい時間をつくろう」 くらいの気持ちで臨むほうが、自然な表情が出やすくなります。
お見合い前日・当日に確認したいチェックリスト
お見合い前は、最低限次のことを確認してみてください。
前日までに確認すること
・相手のプロフィールをもう一度読む
・趣味や仕事から話題を2〜3個考える
・会場までのアクセスを確認する
・服装を準備する
・靴やバッグを確認する
・集合時間を確認する
当日に確認すること
・髪型
・服装のシワや汚れ
・口元や歯
・メイク
・ひげ
・爪
・靴
・香りが強すぎないか
・スマホをマナーモードにする
・姿勢
そして最後に、笑顔。 これだけでも十分です。

仮交際に進めなくても「自分を否定しない」でください
どれだけ準備しても、お断りになることはあります。
会話もできた。身だしなみも整えた。楽しく話せた。 それでも、 「今回はご縁がありませんでした」 となることがあります。
婚活では、相性があります。タイミングもあります。 相手がほかの方との交際を優先している場合もあります。
ですから、 一度のお断りを、 「自分はダメだ」 に変換しないことが大切です。
ただし、 5回、10回と同じようなお断りが続くのであれば、 「ご縁がなかった」 だけで終わらせず、一度振り返ってみる価値があります。
ここが結婚相談所で婚活するメリットでもあります。
お断り理由を「落ち込む材料」ではなく「改善のヒント」にする
結婚相談所では、お相手の相談所からお断り理由を伺えることがあります。
たとえば、 「会話が一方的でした」 「質問が少なく、興味を持たれていないように感じました」 「写真と印象が違いました」 「結婚条件の確認が多かったです」 といった理由です。
もちろん、すべてのお断り理由が絶対的な正解というわけではありません。 相手によって感じ方も違います。
でも、同じような理由が何度も続くのであれば、 そこには改善できるポイントがあるかもしれません。
婚活で大切なのは、 反省しすぎることではなく、修正すること。 です。
「自分が悪かった」ではなく、「次はここを少し変えてみよう」くらいでいいのです。
動きながら修正していけば、それだけ次のご縁に近づきます。
仲人として感じる「お見合いの準備ができる人」は結婚後も強い
お見合いの準備というと、 「婚活テクニック」 のように聞こえるかもしれません。
でも私は、少し違うと思っています。
相手のプロフィールを読む。時間に余裕を持って行く。服装を整える。相手の話を聞く。感謝を伝える。
これは全部、 目の前の相手を大切に扱うこと ですよね。
そして、この姿勢は結婚してからも必要です。
相手の話を聞く。相手の気持ちを想像する。自分のことだけではなく、相手のことも考える。
婚活でご縁が進みやすい方を見ていると、こうしたことを自然にできる方が多いと感じます。
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「お見合いは成立するのに、なぜか交際につながらない」 「いつもお見合い後にお断りされる」 「自分では何が原因なのかわからない」
こうした状態が続くと、自信を失ってしまうことがあります。
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お見合いから仮交際に進めない人によくあるQ&A
Q1.お見合いで何を話せば仮交際につながりやすいですか? 特別に面白い話をする必要はありません。 相手のプロフィールに書かれている趣味、仕事、休日の過ごし方、好きな食べ物などから話題を広げてみましょう。 大切なのは、話題そのものより、 「あなたに興味があります」という姿勢が伝わること です。
Q2.お見合い前に相手のプロフィールはどのくらい覚えるべきですか? 暗記する必要はありません。 ただ、仕事・趣味・休日の過ごし方・住んでいる地域・プロフィールで気になったポイント くらいは確認しておくと安心です。 できれば前日までに一度読み、お見合い当日に簡単に確認することをおすすめします。
Q3.お見合いで結婚観を聞いてはいけませんか? 聞いてはいけないわけではありません。 ただし、初対面から結婚条件ばかりを確認すると、相手が「面接されている」と感じてしまうことがあります。 最初のお見合いでは人柄を知ることを中心にして、具体的な結婚観は仮交際に進んでから少しずつ確認する方法がおすすめです。
Q4.写真と実物が違うと言われたら写真を変えたほうがいいですか? 一度だけであれば、必ずしも変える必要はありません。 ただ、同じような理由が複数回続く場合は、 プロフィール写真が現在の自分とかけ離れていないか。 お見合い当日の髪型、服装、メイクが写真と大きく違わないか。 を確認してみましょう。
写真を悪くするのではなく、 実際に会ったときもプロフィール写真に近い清潔感を再現する ことが大切です。
Q5.何回くらいお見合いで断られたら見直したほうがいいですか? 回数だけで一概には言えません。 ただ、数回続けて仮交際に進めない場合や、似たお断り理由が続く場合は、一度担当者と振り返ることをおすすめします。 自分では気づいていない小さな癖を一つ変えるだけで、その後の結果が変わることもあります。
まとめ|お見合いが成立しているなら、すでにチャンスはつかめています
お見合いは成立するのに仮交際へ進めない場合は、
・プロフィール写真と実物の印象 ・身だしなみや姿勢 ・お見合い前の準備 ・会話のバランス ・質問の仕方 ・相手への関心の伝え方 ・緊張しすぎていないか
を一度振り返ってみましょう。
お見合いが成立しているということは、 プロフィール上のあなたに、相手が興味を持ってくださったということです。 これは、とても大きな一歩です。
だからこそ、 「自分は選ばれない」 と思うのではなく、 そのチャンスを実際のお見合いでどう次につなげるかを考えてみてください。
プロフィールを読む。身だしなみを整える。笑顔で挨拶する。相手の話を聞く。興味を示す。感謝を伝える。
一つひとつは難しいことではありません。 でも、こうした小さな準備や配慮の積み重ねが、 「また会ってみたい」 につながります。
挑戦するから、不安は減っていきます。 後悔しない道を選ぶために、まずはできることから始めてみませんか。
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