婚活に疲れた女性へ|「もう結婚したくない」と思った時に読んでほしいこと

「もう婚活を辞めたい。」

「本当に私は結婚したいのだろうか。」

「結婚しても幸せになれる気がしない。」

結婚相談所で活動していると、このようなお悩みを打ち明けてくださる女性は、本当に多くいらっしゃいます。

先日も、一人の女性から長いご相談をいただきました。

お見合いへ行っても、帰り道には「今日も話すのがしんどかった」と涙が出そうになる。

仮交際になっても、お相手の食べ方や話し方、何気ない言葉に違和感を覚え、「この人と結婚生活を送る姿が想像できない」と苦しくなる。

仕事を頑張ってきた自分に対して、「結婚したいのに出世したいの?」と言われ、自分の人生を否定されたような気持ちになる。

ニュースを見れば、産後うつや育児、仕事との両立、将来への不安ばかりが目に入り、「結婚して本当に幸せになれるの?」という気持ちがどんどん大きくなっていく。

そして最後に、その方はこう書かれていました。

「私はどうしたらいいのでしょうか。」

私は、このご相談を何度も読み返しました。

そして思ったのです。

この方は、「結婚したくない」のではありません。

幸せになりたいのに、その方法が分からなくなってしまった。

そんな状態なのだと感じました。

もし今、このページを読んでいるあなたも同じような気持ちなら、どうか最後まで読んでみてください。

あなたの心が少しでも軽くなるように、そして「もう一度、自分の幸せについて考えてみようかな」と思えるように、仲人としての想いを込めてお伝えします。

婚活に疲れたのではありません。「我慢する婚活」に疲れているのです

婚活を始めた頃は、きっと希望があったはずです。

「一緒に笑い合える人と出会いたい。」

「支え合えるパートナーがほしい。」

「安心できる家庭を築きたい。」

そんな未来を思い描いて、一歩を踏み出したのではないでしょうか。

でも活動を続けるうちに、現実は想像以上に厳しいものだったと感じている方も多いと思います。

お見合い。自己紹介。気遣い。仮交際。交際終了。

また初対面。また自己紹介。また気遣い。

その繰り返し。

婚活は、想像以上に心のエネルギーを使います。

一回一回は短い時間でも、その積み重ねは確実に心を消耗させていきます。

それでも、「もっと頑張らなきゃ。」「ここで諦めたらダメだ。」「私が我慢すればうまくいくかもしれない。」そう思ってしまう女性は、本当に多いのです。

でも、その我慢は、本当に必要なのでしょうか。

婚活は、本来「幸せになるための活動」です。

それなのに、苦しさや我慢ばかりが増えていくとしたら、それは少し方向がずれてしまっているのかもしれません。

違和感を感じるあなたは、わがままではありません

「食べ方が気になる。」「唾が飛ぶ。」「人の話を最後まで聞いてくれない。」「仕事を否定された。」

こうした違和感を感じるたびに、

「こんなことで断るなんて、理想が高いのかな。」「もっと寛容にならないといけないのかな。」と自分を責めてしまう方がいます。

でも私は、そうは思いません。

結婚生活は、特別な日だけではなく、日常の積み重ねです。

一緒に食事をする時間。何気ない会話。休日の過ごし方。疲れて帰ってきた日の空気感。

そうした「当たり前の時間」を共有するのが結婚です。

だからこそ、あなたが感じた違和感には、ちゃんと意味があります。

もちろん、完璧な人はいません。誰にでも癖や欠点はあります。

でも、人への思いやりや価値観、相手を尊重する姿勢は、結婚生活を支える大切な土台です。

その土台に不安を感じるのであれば、「我慢しなければ」と無理をする必要はありません。

違和感を無視して進んだ先にあるのは、安心ではなく、さらに大きなストレスであることが多いからです。

「いい人なのに好きになれない」と感じる理由

婚活をしていると、「いい人なんだけど、好きになれない」という悩みもよく聞きます。

条件も悪くない。優しい。誠実。でも、なぜか心が動かない。

そんな時、「こんなにいい人なのに断るなんて贅沢なのでは」と自分を責めてしまう方もいます。

でも、結婚は条件だけで決めるものではありません。

一緒にいて安心できるか。自然体でいられるか。無理をしなくても笑えるか。そうした感覚は、とても大切です。

「好き」という気持ちは、必ずしもドラマのような強い感情である必要はありません。

でも、「この人となら穏やかに過ごせそう」という感覚は必要です。

それが感じられないまま進むと、後から苦しくなってしまうことが多いのです。

あなたは結婚が嫌なのではありません

相談文を読んでいて、私はもう一つ気づいたことがあります。

それは、相談者さんは結婚が嫌なのではなく、「結婚後の未来」が怖くなっているということです。

子どもが生まれたら仕事はどうなるのだろう。

育児と仕事を両立できるのだろうか。

自由な時間はなくなるのではないか。

産後うつになったらどうしよう。

パートナーが協力してくれなかったらどうしよう。

そんな不安が積み重なり、「結婚=苦しいもの」というイメージになってしまっているのです。

でも、忘れないでほしいことがあります。

ニュースになるのは、困難な出来事が多いということです。

一方で、穏やかに笑い合いながら暮らしている夫婦はニュースになりません。

私は仲人として、その「ニュースにならない幸せ」をたくさん見てきました。

仕事を続けながら支え合うご夫婦。

家事や育児を自然に分担しているご夫婦。

お互いを尊重し合い、「結婚して良かったね」と笑い合うご夫婦。

困難があっても、一緒に乗り越えていく関係を築いているご夫婦。

そんなご夫婦も、たくさんいらっしゃいます。

結婚は「大変なもの」でもありますが、「一人では得られない安心や喜び」を感じられるものでもあります。

あなたが婚活を始めた理由を思い出してください

相談者さんは最後に、こんな言葉を書かれていました。

「一緒にいて楽しい時間を過ごしたい。」「彼氏よりもっと近い存在で、お互い支え合える人がほしい。」

私は、この言葉を読んで安心しました。その気持ちは、まだ残っています。

つまり、あなたは結婚を諦めたわけではありません。

苦しい婚活に疲れてしまっただけなのです。この二つは、まったく違います。

婚活に疲れると、「もう結婚なんていい」と思ってしまうことがあります。

でもそれは、本心ではなく「これ以上傷つきたくない」という心の防衛反応であることも多いのです。

私なら、まずこんな質問をします

面談で「もう婚活を辞めたいです」と言われた時、私はすぐにアドバイスはしません。

まず、こうお伝えします。「ここまで、本当によく頑張りましたね。」

婚活は、誰にでもできることではありません。

勇気を出して一歩踏み出し、何度も出会いと別れを経験してきたあなたは、それだけで十分に頑張っています。

そして、こう尋ねます。「何が一番苦しかったですか?」

断られることなのか。初対面で気を遣い続けることなのか。年齢への焦りなのか。周囲の結婚ラッシュなのか。親からのプレッシャーなのか。

苦しさの正体は、人それぞれです。だからこそ、同じ答えはありません。

そして最後に、もう一つだけ質問します。

「本当は、どんな結婚生活を送りたいですか?」

この質問をすると、多くの方の表情が少しずつ変わります。

条件ではなく、「幸せな毎日」を思い描けるようになるからです。

婚活を休むことも、前に進むための一歩です

婚活は、走り続けることが正解ではありません。

むしろ、無理をして続けることで、判断力が鈍ってしまうこともあります。

心が疲れている時は、少し立ち止まってもいいのです。好きな場所へ出かける。趣味を楽しむ。友人と笑い合う。ゆっくり眠る。何も考えずに過ごす時間を持つ。

そうして心に余裕が戻ると、不思議と見える景色も変わってきます。

「また少しだけ頑張ってみようかな。」

そう思えた時が、再スタートのタイミングです。

私は、「休むこと」も婚活の一部だと思っています。

仲人として、一番伝えたいこと

ありがたいことに、マリアージュ.comはIBJ AWARDを11期連続で受賞することができました。

でも、私が一番嬉しいのは、賞をいただくことではありません。

成婚された会員さんから、「エミさん、結婚して本当に幸せです。」「毎日が穏やかで、安心できるんです。」

そんなご報告をいただく瞬間です。

その笑顔を見るたびに、この仕事を続けてきて良かったと心から思います。

だから私は、「早く結婚しましょう」とは言いません。

「幸せな結婚をしましょう。」

それが、私の変わらない想いです。

最後に

もし今、「もう結婚したくない。」そう思っているなら、一つだけ覚えていてください。

あなたは、結婚したくないのではありません。

苦しい婚活に、少し疲れてしまっただけかもしれません。

婚活は、人生の目的ではありません。

幸せな人生を歩むための一つの手段です。

だから、方法を変えてもいい。少し休んでもいい。誰かを頼ってもいい。

でも、あなた自身の幸せだけは、どうか諦めないでください。

あなたは、誰かに選ばれるために生まれてきたのではありません。

あなたらしく笑い合い、お互いを支え合える人と出会い、幸せな人生を歩むために生まれてきたのです。

私は仲人として、「結婚すること」ではなく、「結婚して幸せになること」を何より大切にしています。

もし一人で抱え込んでいるなら、どうか一人で悩まないでください。

あなたの心が少しでも軽くなり、「もう一度、自分らしい幸せを探してみようかな」と思えたなら、このコラムを書いた意味があったと、私は心から思います。

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