こんにちは。
神奈川県相模原市の結婚相談所、マリアージュ.com 仲人の田口エミです。

婚活をしていると、本当によくいただくご相談があります。
「優しい人なんです。」
「条件も悪くありません。」
「でも…好きになれないんです。」
そして多くの方がこう続けます。
「こんなに良い人なのに好きになれない私は、おかしいのでしょうか。」
でも、安心してください。
それは“おかしいこと”ではなく、婚活ではとてもよく起きる現象です。
今日はその理由を心理学の視点から、婚活の“あるある”も交えながら、そしてどうすれば前に進めるのかまで具体的にお話しします。
「いい人」と「好きな人」は脳の評価システムが違う
まず大前提として、人の脳は相手を2つの軸で評価しています。
- 安心できるか(安全性・信頼性)
- ときめくか(刺激・報酬)
婚活で出会う「いい人」は、前者(安心)は高いことが多いです。
しかし後者(ときめき)が弱いと、こう感じます。

悪くないけど、好きじゃない
これは脳の正常な反応です。
婚活あるある
- 「条件は完璧なのに、LINEが来ても嬉しくない」
- 「会っていると穏やかだけど、帰り道に気持ちが上がらない」
- 「嫌じゃないけど“また会いたい!”が出てこない」
これ、かなり多いです。
心理学①「ドーパミン不足」で“好き”が起きない
恋愛感情の正体の一つは「ドーパミン(快楽・期待ホルモン)」です。
しかし婚活で出会う誠実な相手は、
- 予測できる行動
- 安定した態度
- 落ち着いた会話
になりやすく、ドーパミンが出にくい傾向があります。
その結果

「安心はするけど、気持ちが上がらない」となります
婚活あるある
- 「毎回デートが“いい人なんだけど…”で終わる」
- 「盛り上がらないのに、断る理由もない」
- 「悪くないから続けているけど気持ちが追いつかない」
✔解決法
ここで大事なのは「無理に好きになる」ではありません。
“ドキドキ”ではなく“興味”を育てることです。
例えば:
- この人の仕事のやりがいを深掘りする
- 子どもの頃の話を聞いてみる
- 休日の過ごし方を具体的に質問する
- 「なぜその仕事を選んだのか」を聞く

「感情」ではなく「理解」を増やすと、後から好意が育つケースがあります
心理学②「単純接触効果」がまだ働いていない
心理学には「単純接触効果」というものがあります。
これは、会う回数が増えるほど好意が高まる現象です。
ただし婚活では多くの人がこうなります。
- 1〜2回で判断
- まだ緊張が残っている
- 相手の“素”が見えていない
つまり、「好きになる前に終わっている」ことがとても多いのです。
婚活あるある
- 「2回目でピンと来ないから終了」
- 「3回目でやっと慣れてきたのにお断り」
- 「“悪くない人”止まりで終わる」
✔解決法
判断基準を変えます。
❌ 1〜2回で好きかどうか
⭕ 5回会ってどう感じるか
特に重要なのは3回目以降です。
- 緊張が抜ける
- 本音が出る
- 相手の素が見える
ここで初めて“相性”が見えてきます。
心理学③「過去の恋愛パターン依存」
「なぜか惹かれる人はいつも同じ」
これは婚活でも非常に多いです。
例えば:
- 返信が遅い人ほど気になる
- 少し冷たい人を追いかけたくなる
- 不安にさせる人に惹かれる
この場合、心理学では「不安型愛着スタイル」の可能性があります。
つまり、“安心”より“緊張”を恋愛と錯覚している状態です。
婚活あるある
- 「優しい人ほど物足りない」
- 「追ってくれる人に興味が湧かない」
- 「安心すると逆に冷める」
✔解決法
ここで必要なのは“修正”です。
質問を変えます:
❌ ドキドキするか
⭕ 一緒にいて消耗しないか
さらに重要なのは:「安心=退屈」という思い込みを外すこと

結婚生活は“刺激”ではなく“安定”がベースです
心理学④「理想条件フィルター」が感情を止めている
婚活では無意識にこう評価しています。
- 年収
- 見た目
- 会話力
- スペック
この“評価モード”が強いと、「条件はいいのに気持ちが動かない」が起きます。
なぜなら脳が“採点モード”のままだからです。
婚活あるある
- 「減点方式で見てしまう」
- 「粗探ししてしまう」
- 「完璧じゃないと無理と思ってしまう」
✔解決法
デート中は切り替えが重要です。
❌ 評価する(採点)
⭕ 感じる(体験)
例えば:
- この人といると呼吸は楽か?
- 沈黙は苦しくないか?
- 帰りたいか、もう少し一緒にいたいか?
- 自分は自然体でいられているか?
つまり「感情の観察」に切り替えると変化が出ます。
婚活でよくある「好きになれない」の正体
実は多くの場合、次のどれかです。
- まだ慣れていないだけ
- 緊張で感情が出ていない
- 興味が育つ前に終わっている
- 評価モードで見ている
つまり、「本当に相性が悪い」とは限らないのです。
ただし“見極めるべき違和感”もある
ここはとても大切です。
✔問題ないケース
- 緊張しているだけ
- まだ慣れていない
- 興味がこれから育つ段階
❌見極めるべきケース
- 気を遣いすぎて疲れる
- 自分を出せない
- 会うと消耗する
- 帰宅後どっと疲れる
後者は“相性の問題”です。
仲人としての現場の答え
成婚された方の多くはこう言います。
- 「最初は普通でした」
- 「ドキドキはなかったです」
- 「でも一緒にいると楽でした」
- 「気づいたらこの人が一番安心でした」
共通点は一つです。
“安心できる人を選んでいる”
恋愛感情は後から育つことがありますが、消耗する関係は基本的に続きません。
具体的な解決ステップ(まとめ)
婚活で「好きになれない」と感じたときは、次の順番で考えてください。
① 3〜5回は会う
→ 初期判断をやめる
② 評価ではなく“体感”を見る
→ 楽か・疲れるか
③ 興味を深掘りする
→ 相手を知る行動を増やす
④ 過去の恋愛パターンを疑う
→ ドキドキ=恋愛の思い込みを外す
最後に
「いい人なのに好きになれない」と悩む方は、とても真面目で誠実な方です。
でも婚活では、“好きになる努力”ではなく、“合う人を見極める力”が大切です。
焦らなくて大丈夫です。
あなたのペースで、
心が自然に落ち着くご縁を見つけていきましょう。
私はこれまで数多くのご成婚を見届けてきましたが、「最初は好きになれなかったんです」とおっしゃるご夫婦は少なくありません。
だからこそ、「今はまだ好きになれない」という気持ちだけでご縁を手放すのではなく、その理由を一緒に整理することを大切にしています。
婚活で迷ったときは、いつでもご相談ください
まずはお気軽に無料カウンセリングへご相談ください。


