
「嫌われたくなくて、つい相手に合わせてしまう」
「デートの後、楽しかったというより疲れたと感じる」
「聞きたいことがあるのに、重いと思われそうで言えない」
婚活中、こんな悩みを感じていませんか?
相模原の結婚相談所「マリアージュ.com」の田口エミです。
会員さんとお話ししていると、仕事や家のこと、ご家族の介護などをしながら、婚活にも一生懸命取り組んでいる姿を感じます。
その頑張りは、本当にすごいことです。
ただ、仲人として一つ、考えていただきたいことがあります。
その頑張りは、自分の望む幸せにつながっていますか?
嫌われないように。
がっかりさせないように。
「いい人」と思ってもらえるように。
相手の反応を気にするあまり、自分の気持ちが後回しになっているなら、婚活の進め方を少し見直してみましょう。
この記事では、相手に合わせすぎて疲れる理由と、仮交際で本音を伝える方法、交際を続けるか考えるときのポイントを具体例とともにお伝えします。
婚活で相手に合わせすぎて疲れるのはなぜ?
「嫌われないこと」が最優先になっている
気になる人と出会えたら、「このご縁を失いたくない」と思いますよね。
その気持ちから、多少の無理をしてでも相手に合わせることがあります。
ただ、いつも相手の希望を優先していると、自分が何を望んでいるのか、相手にも伝わりません。
あなたが「大丈夫です」と返しているために、相手は本当に問題がないと思っている可能性もあります。
我慢していることを、相手が察してくれるとは限らないのです。
婚活の予定が、今の生活に収まりきっていない
仕事、家事、家族のこと。そのうえで、お相手探しやお見合い、デートをする。
予定を入れられる時間があっても、気持ちや体力に余裕があるとは限りません。
婚活で疲れたときは、相手との相性だけでなく、会う頻度や移動時間、睡眠や休息も確認してみてください。
「自分は婚活に向いていない」と結論を出す前に、調整できることがあるかもしれません。
「歩み寄り」と「無理な我慢」が混ざっている
相手に合わせること自体が悪いわけではありません。
相手の好きな料理を食べてみたり、忙しい週は自分が予定を調整したり。そうした歩み寄りは、関係を育てるうえで大切です。
考えたいのは、次の違いです。
| 歩み寄り | 無理な我慢 |
|---|---|
| 自分も納得して調整している | 断るのが怖くて引き受けている |
| 希望が違えば相談できる | 希望を伝えること自体を諦めている |
| お互いに調整している | いつも一人が負担を引き受けている |
| 必要なときに休める | 疲れていても無理を続けている |
その場で笑顔でいられても、帰宅後に毎回ぐったりしているなら、その理由を見てあげてほしいと思います。
婚活で相手に合わせすぎるときの5つの対処法
※以下の相談例は、当相談所で伺った内容をもとに、個人が特定されないよう表現を整理しています。伝え方は記事用の提案例です。
1.疲れている日のデートは、別日や短時間を提案する
「本当は疲れているけれど、断ったら交際終了になるかもしれない」
そう思って、無理をして予定を入れてしまうというご相談があります。
お会いする時間は大切です。でも、疲れ切った状態では、会話を楽しんだり、相手を知ったりする余裕もなくなってしまいます。
こういうときは、会いたい気持ちと、今できる範囲を一緒に伝えてみましょう。
伝え方の例
「お誘いありがとうございます。お会いしたいのですが、今週は仕事が立て込んでいるので、来週の土曜日はいかがでしょうか?」
「今回は長時間のお出かけが難しそうなので、近くでお茶をご一緒できたら嬉しいです」
日程を変えたいのか、場所を近くしたいのか、時間を短くしたいのか。
自分にとって負担になっている部分を整理すると、提案もしやすくなります。
決まっている予定を変更するときは、できるだけ早く連絡し、結婚相談所で活動中の方は必要に応じて担当仲人にも相談してください。
2.LINEが負担なら、返信できる時間やペースを伝える
「一日に何度も連絡が来て、正直うんざりしている。でも、感じよく返信し続けてしまう」
こうしたお悩みもあります。
こまめな連絡で安心する人もいれば、仕事や生活に集中したい人もいます。
どちらかが一方的に悪いと決める前に、負担の理由を具体的にしてみましょう。
- メッセージの数が多いのか
- すぐに返さなければと感じるのか
- 返信が遅いと催促されるのか
伝え方の例
「日中は仕事に集中しているので、返信は夜になることが多いです。すぐにお返事できないこともありますが、よろしくお願いします」
「ゆっくりやり取りする方が続けやすいので、急ぎのご連絡以外は夜にまとめてお返事しても大丈夫ですか?」
相手が連絡を大切にする理由も聞いたうえで、ふたりが続けられるペースを探してみてください。
伝えた後も返信を強く催促されたり、断ったことを責められたりするなら、その関わり方について仲人に相談しましょう。
3.聞きたいことは、一度に全部ではなく一つずつ聞く
「結婚後の働き方や住む場所を聞きたい。でも、重いと思われたくなくて我慢している」
結婚を考えているからこそ、確認しておきたいことがありますよね。
ただ、初めから質問を立て続けにすると、お相手が戸惑うこともあります。
まずは今、自分が一番気になっていることを一つ選び、自分の考えも添えて聞いてみましょう。
伝え方の例
「私は結婚後も仕事を続けたいと思っています。〇〇さんは、夫婦の働き方についてどんなふうに考えていますか?」
「これからのことも少しずつ知っていきたいのですが、住む場所について何か希望はありますか?」
答えが違っても、その場ですぐに結論を出さなくて大丈夫です。
「どうしてそう考えているのか」
「調整できる部分はあるのか」
そこまで話すことで、条件だけではわからない相手の考え方が見えてきます。
聞くタイミングや内容に迷ったら、仲人と一緒に整理することもできます。
4.「何でもいい」に、小さな希望を一つ添える
お店や行き先を聞かれるたびに、相手に遠慮して「何でも大丈夫です」と答えていませんか?
本当にどちらでもよければ、それで構いません。
でも、希望があるのに言わないことが続くと、相手もあなたの好みを知る機会を持てません。
いきなり大切な話をするのが難しいなら、日常の小さな希望から練習してみましょう。
伝え方の例
「和食が好きなので、今回は和食のお店はいかがですか?」
「ゆっくりお話ししたいので、静かなカフェが嬉しいです」
「今日は少し早めに帰りたいので、夕方までご一緒できたらと思います」
希望を伝えることと、希望を押し通すことは違います。
相手の希望も聞いて、一緒に決めていく。その経験を婚活中から重ねてほしいと思っています。
5.気持ちを伝えた後は、相手の返事と行動を見る
本音を伝えるとき、相手を責める言葉ではなく、自分の気持ちと具体的な希望を伝えることが大切です。
夫婦関係を研究するゴットマン研究所でも、難しい話題を切り出す際に、非難を避け、自分が感じていることや必要としていることを伝える方法が紹介されています。
ただし、言い方を工夫すれば、必ず希望が通るということではありません。
そこで見るのは、相手があなたの話にどう向き合うかです。
・最後まで話を聞こうとしてくれるか
・希望が違っても、理由を説明してくれるか
・ふたりでできる方法を考えてくれるか
・話し合ったことが、その後の行動に表れているか
「わかった」と言ってくれたかだけでなく、その後も見てください。
結婚後は、家事、お金、仕事、家族との関わり方など、ふたりで決めることがたくさんあります。
婚活中の小さな話し合いは、その人と生活をつくっていけるかを知る機会にもなるのです。
本音を伝えて関係が変わるのが怖いときは
「希望を伝えたら、嫌われるかもしれない」
この関係を育てたいからこそ不安を感じます。
だから、無理に強くなる必要はありません。小さな希望を一つ伝えるところからで大丈夫です。
また、つらいときに「こんなことで悩む自分がダメだ」と責め続けると、考えること自体が苦しくなってしまいます。
「今、不安なんだな」
「失いたくないご縁だから、言うのが怖いんだね」
まずは、その自分の気持ちに気づいてあげる。
そのうえで、「では、どんな伝え方ならできそうか」と考えてみてください。
自分を責めることに使っていたエネルギーを、次の行動を考えることに少しずつ向けていきましょう。
相手に合わせすぎて疲れたら、交際を終了した方がいい?
疲れたという理由だけで、すぐに交際終了と決める必要はありません。
まず、何に疲れているのかを分けて考えてみましょう。
会う頻度や連絡のペースが負担になっている
日程、移動、デートの長さ、返信のペースを調整することで、関わりやすくなる可能性があります。
一度希望を伝えて、負担に変化があるか確認してみましょう。
まだ希望を伝えていない
相手が負担に気づいていない可能性があります。
自分で伝えるか、仲人に相談して確認する方法を考えましょう。
伝えても、一方的な我慢が続いている
何度相談しても話を聞いてもらえない、断ると責められる、いつも自分だけが調整している。
そんな状態が続くなら、交際を続けるか立ち止まって考えることも必要です。
一度の反応だけで決めつけず、やり取りの経過や行動を整理して、担当仲人に相談してください。
怖さを感じるような言動がある場合は、無理にふたりだけで解決しようとせず、距離を取り、相談することを優先しましょう。
婚活で本音を伝えるときのよくある質問
仮交際で自分の希望を伝えると、わがままだと思われませんか?
希望を伝えることと、一方的に要求することは違います。
自分の事情や希望を説明し、相手の考えも聞いてみましょう。必ず希望どおりになるわけではありませんが、違いを相談できるかどうかも大切な確認です。
婚活で自然体になるとは、気を遣わなくていいということですか?
自然体でいることと、配慮をしないことは別です。
相手への礼儀や思いやりは大切にしながら、できないことを無理に引き受けず、好みや希望も伝えられる。そんな関わり方を目指してみてください。
自分で言いにくいことは、仲人に相談してもいいですか?
もちろんです。
まずは「何に困っているか」「自分はどうしたいか」を整理して伝えてください。
当相談所では、ご本人から伝える方法を考えたり、必要に応じて先方相談所と連携して確認したりします。状況に合う方法を一緒に考えていきます。
婚活に疲れたときは、休んでもいいですか?
疲れているときは、予定や活動量を見直すことも大切です。
ただし、正式な休会や、成立しているお見合い・交際の扱いには、所属相談所のルールがあります。自己判断で連絡や予定を止めず、担当者に相談してください。
「嫌われない婚活」から、自分も相手も大切にする婚活へ
わたしは、結婚するために、自分を押し殺してほしくないと思っています。
疲れているのに無理して会う。
聞きたいことも聞けない。
嫌なことにも「大丈夫です」と返す。
それって本当に、幸せな結婚につながるのかな?
結婚後もずっと続けられる関わり方なのか、一度考えてみてほしいのです。
相手を大切にする。
そして、自分の気持ちも大切にする。
どちらも必要です。
「嫌われないかな?」の前に、
「わたしは、どうしたい?」
「どんな家庭で暮らしたい?」
そこを考えて、言葉にしてみる。
わたしが大切だと思うのは、自分の望む幸せを選び、そのために何をするか決めて、一つやってみることです。
相手の気持ちは、自分の思いどおりにはできません。
でも、自分の希望を伝えること、無理のある予定を見直すこと、迷ったときに相談することはできます。
「この人を幸せにしたい」その気持ちと一緒に、「この人の隣で、わたしも幸せに暮らしたい」その願いも大切にしてくださいね。
ホッとする家庭を築きたいのなら、あなた自身もホッとできる関係を、婚活中から育てていきましょう。
相模原・町田で、婚活の進め方に悩んでいる方へ
マリアージュ.comは、神奈川県相模原市を拠点に、町田・海老名・厚木・横浜など近隣地域から全国オンラインまで婚活をサポートしています。仮交際中のお悩みも、どうぞご相談ください。
「いつも相手に合わせてしまう」
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「一人で考えていると、同じところで迷ってしまう」
そんな方は、無料カウンセリングでお話を聞かせてください。
今の悩みや、どんな結婚生活を望んでいるのかを伺いながら、当相談所でできるサポートをご説明します。
婚活は、あなた一人が我慢して進めるものではありません。
自分も相手も大切にできるご縁を、一緒に考えていきましょう。
この記事を書いた人|田口エミ
マリアージュ.com 代表/婚活カウンセラー・仲人
神奈川県相模原市を拠点に、IBJ(日本結婚相談所連盟)加盟の結婚相談所「マリアージュ.com」を運営しています。
仲人として、20代・30代・40代・50代・60代まで幅広い年代の婚活をサポート。初婚だけでなく、再婚・再々婚、遠距離婚活、シングルマザーの婚活、宗教を背景に持つ方の婚活など、一人ひとり異なる事情や価値観に向き合いながら、ご成婚まで伴走しています。
マリアージュ.comは、IBJ AWARDを全期期連続受賞(2021年〜2026年上期)。IBJ神奈川ブランチ初代幹事。
※IBJ AWARDは、入会・成婚実績だけでなく、運営方針やコンプライアンスなどの信頼性も含めて選出される賞です。
婚活サポートで大切にしているのは、仲人が「こうしなさい」と答えを押しつけることではありません。
長年学んできた選択理論心理学の考え方も取り入れながら、
「私はどんな結婚生活を送りたいのか」
「本当に大切にしたいものは何なのか」
「この人となら、何かあったときにも話し合えるだろうか」
と、ご本人が自分の気持ちを整理し、自分で選択できる婚活を大切にしています。
2026年7月には、婚活と宗教をテーマにした著書
『宗教は婚活の壁なのか?―それでも結ばれた人たちの物語―』を出版。
宗教、親の反対、価値観の違いなど、条件だけでは語れない婚活の現実と、それでもご縁をつないできた仲人としての経験を発信しています。
「条件に合う人を探す」だけではなく、その先にある幸せな結婚生活まで。
相模原・海老名・座間・町田・厚木・横浜をはじめ、全国オンラインで婚活のご相談をお受けしています。
著者:田口エミ
株式会社マリアージュ.com 代表
IBJ加盟結婚相談所/婚活カウンセラー
IBJ AWARD 11期連続受賞
著書『宗教は婚活の壁なのか?』


